最終更新日【2011年2月18日】
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【── WEB MASTER 紹介 ──】
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名前 |
金澤宏明(KANAZAWA Hiroaki) |
専門 |
20世紀転換期のアメリカ対外関係史 |
所属 |
1)大学院生: 明治大学大学院 博士後期課程
文学研究科 史学専攻 西洋史
2)西洋史TA: 明治大学 文学部 |
所属学会: |
アメリカ史学会、アメリカ学会、駿台史学会、
西洋史研究会、太平洋学会、日本マンガ学会
SHAFR(Society for Historians of American Foreign Relations)
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出身: |
岩手県 |
出身高校: |
大船渡高校 |
大学: |
早稲田大学 第二文学部
(1998年卒業/卒論主査、竹本友子先生)
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大学院博士前期: |
明治大学 文学研究科 史学専攻 西洋史専修
(2002年修了/修論主査、林勝義先生)
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大学院博士後期: |
明治大学 文学研究科 史学専攻 西洋史専修
(2010年単位取得後退学)
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【研究業績】:
●論文など
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「ハワイ併合問題再検討 −ジョン・T・モーガンの膨張論と人種統治政策を中心として−」『駿台史学』121号、47-69頁。
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「19/20世紀転換期におけるアメリカ海外膨張論 −J・T・モーガンとA・T・マハンの比較−」『明治大学大学院文学科研究論集』21号、65-84頁。 |
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研究ノート「ハワイ王国の文化と社会 ─その変遷と多元社会の形成」『文化継承学論集』2号、30-39頁。 |
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「第二次クリーヴランド政権の対ハワイ政策」『明治大学大学院 文学科研究論集』28号、93-113頁。
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「米布互恵条約の締結とハワイ併合」『明治大学大学院 文学研究論集』30号、143-64頁。
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「中米地峡運河とハワイ ──アメリカ海外膨張のレトリックと実態──」太平洋学会『太平洋学会学会誌』98号、39-56頁。
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「史料としての合衆国の政治カートゥーン ──アメリカ対外関係史研究と図像分析──」アメリカ学会『アメリカ史研究』32号、126-35頁。
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「中米地峡運河建設問題と政治カートゥーン表象」明治大学『人文科学研究所紀要』第67冊、59-85頁。
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※研究タイトルについて※
金澤は1880-1907年頃を中心に研究しておりますが、以前にはこの時期を表す日本語として、「19/20世紀転換期」という表現を用いておりました(先行研究では「19世紀末葉から20世紀初頭」のような表現もあります)。その後、アメリカ研究であるので、英語表記に近い形にしてはどうかと提案を受けまして、2007年よりthe turn of the 20th centuryから「20世紀転換期」の呼称に改めております。
●その他、研究関係の刊行物
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書評「Love, "Race over Empire"における、20世期転換期のアメリカ領土膨張政策決定過程の人種表象問題: ハワイ史研究の立場からの批判」『文化継承学論集』3、40-45。
※校正の間違いで、掲載文には「20世紀転換期の」とするところが「19世紀」となっていました。訂正いたします。参考までに一部修正した電子データを読むことができます【クリック】。実際の掲載誌のレイアウトとは異なりますのであくまで参考データです。
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翻訳(共訳)J・サミュエル・ウォーカー(著)、林義勝(監訳)『原爆投下とトルーマン』(彩流社、2008年)
※金澤は第7章と年表、及び注釈と索引の一部を担当しております。
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●学会、研究会発表、コメンテーターなど
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『ハワイ併合問題再検討 −J・T・モーガンの膨張論と人種統治政策を中心として−』
駿台史学会、於:明治大学
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『アメリカ海外膨張における中米地峡運河計画とハワイ併合 ─ジョン・T・モーガンの膨張論を中心として─』
西洋史学会年次大会、於:東北学院大学
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『米布互恵条約の締結とハワイ併合』
アメリカ史学会年次大会、於:専修大学
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『クリーヴランド政権の対ハワイ政策 ─グレシャム国務長官とモーガン外交委員会委員長の対立を軸に─』
明治大学 文学部・文学研究科 学術研究報告会 於:明治大学
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コメンテータ:池上大祐さん報告
『1942〜43年 アメリカ国務省による戦後安全保障構想―軍備・国際軍・基地をめぐって―』
世界政治研究会例会、於:東京大学
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『20世紀転換期におけるアメリカ合衆国の政治カトゥーン
──外交意識形成過程への影響について試論──』
日本マンガ学会 カトゥーン部会 2007年度 第2回研究会 於:明治大学
※当日訂正いたしましたが、事前告知及びレジュメの発表タイトルが「19世紀転換期」となっておりました。正しくは上記の通りです。ニューズレターでも訂正しております。
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『中米地峡運河計画とハワイ
──アメリカ海外膨張のレトリックと実態──』
太平洋学会大会 於:日本大学
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『アメリカ史における史料としての政治マンガ
──20世紀転換期の海外領土膨張を事例として──』
日本マンガ学会カトゥーン部会 2008年度 第4回研究会 於:明治大学
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『20世紀転換期のアメリカ海外島嶼領土問題
──キューバの地位とモーガン上院議員の併合論──』
明治大学 文学部・文学研究科 学術研究報告会 於:明治大学
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『アメリカの政治カートゥーンに表象されたハワイ併合問題』
日本アメリカ史学会 第7回年次大会 於:東京女子大学
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●業務歴
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▼明治大学 国際交流センター TA
(2004年度和泉キャンパス担当、2005年度駿河台キャンパス担当)
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▼明治大学 文学部 専任助手
紀要編集業務、学習支援室勤務
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▼明治大学 文学部 西洋史TA
学習支援室勤務。史料読解、大人数英語、英語、レポート、卒論・修論、留学・研究計画の支援など。
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▼明治大学 文学部 専任助手
紀要編集業務、学習支援室勤務
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▼明治大学 文学部 兼任講師
「アメリカ史」
▼新潟大学 法学部 非常勤講師
「アメリカの政治」
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●現在進展中の研究
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クレイトン・ブルワー条約の20世紀転換期のアメリカ海外膨脹への影響(仮称)
博士論文の構成の一つ。アメリカの中米地域への膨脹政策の際に、1850年の米英間協定であるクレイトン=ブルワー条約がどのように再解釈され、政策決定過程に影響したのかを検討する。
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20世紀転換期の中米地域への海外膨脹(仮称)
博士論文の構成の一つ。キューバないしプエルトリコ、地峡運河地帯への米進出について、人種統治及びその条件を検討し、これらの地域と太平洋地域との関連性を検討する。
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【一言】:
●2010年度より、明治大学文学部で兼任講師を、新潟大学で非常勤講師をいたします。國際交流センターTA、文学部TA、専任助手として、沢山の支援をしながら、経験を積んで参りました。相談を受ける立場でしたが、むしろ学生皆さんから多くのことを学べたと思います。留学生、日本人の学生問わず、多くの夢を抱き、悩み、挑戦してる姿は私にとっても非常に励みとなりました。みなさん、ありがとう。
●また、多くの研究者、院生の皆様からご意見多数頂きまして大変感謝しております。人と意見を交わしてこそ自分が存在している。そう思えるコミュニケーションを数多く経験させていただいております。これからも、よろしくお願いいたします。
<2010/04/02>
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武井望さん、小池航太さん、藤田怜史さんより、多くの助言を頂きました。
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